推薦本:『KANO 1931海の向こうの甲子園』(翔泳社)

あなたはWBC日台戦の感動を覚えていますか? そしてあの原点が84年前にあったことをご存知ですか? WBC日台戦を見た台湾のおじいちゃん、おばあちゃんは、みな「嘉農の再来だ」と涙したそうです。 すべての日本人に知ってほしい。 かつて日本と台湾が手を携え、遥かなるものを求めて、ともに歩んだ時代があった、ということを…。 1931年、日本統治下の台湾。 それまで1勝もしたことがないKANOこと嘉義農林学校が、日本人監督に率いられ、夢の甲子園に向かって行く! 足の速い台湾の原住民族、打撃が素晴らしい漢民族、そして守備に長けた日本人の3つの民族の混成チーム 「KANO」が、甲子園に大旋風を巻き起こした実話をもとに制作され、台湾映画史上、空前の大ヒットとなった 映画『KANO』のコミック版。 仲間を信じることの大切さと美しさ、目の前の課題にひたむきに向き合うこと、さらに最後まで絶対にあきらめない気持ち。 人生で大切なことが、すべてこの本には詰まっています。 クライマックスは、甲子園の決勝戦。 詰めかけた5万の大観衆が「天下の嘉農!」と大合唱するシーンです。 これを当時ラジオで聞いていた台湾のおじいちゃん、おばあちゃんが、WBCの時に思い出し、涙を流したそうです。 きっとあなたも少年たちの心の成長物語に感動し、心の中で「天下の嘉農!」と大声援を送りたくなるはずです。 そして感動のエンディング。 準優勝楯を持って台湾に帰る少年たちを待っているものとは…!? 台湾の日本統治時代の象徴である野球、教育、農業をからめた原作者の手法に、脱帽です!

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