昨夜、買い物に行こうと玄関に出たら、ちょうど練習を終えて帰宅途中の、息子のチームメートに遭遇。
息子の中学校は学区が広く、遠い子は30分ぐらいかけて、歩いて通学しています。
「買い物に行くから、乗せてってあげようか?」と声を掛けたら、疲れきった表情が途端に笑顔になって、3人が乗り込んできました。
中学生活最後の大会の真っ只中。
なのに、私は毎週末仕事が入っていて、まったく応援に行けません。
それどころか、運動会に合唱コンクール、授業参観、はては高校の説明会など、あらゆる学校行事に、ほぼ参加できていません。
それでも最後の大会だから、1回ぐらいは応援に行きたいと、市大会の日程に合わせて、休みを確保しました。
そのことを車中で話したら、息子のチームメートはみんな口を揃えてこう言ってくれました。
「それまでは、僕たち、何が何でも勝ち続けますから!」
もうね、嬉しくて、じ~んときて、涙が出そうでした。
野球部はやんちゃな子が揃っていて、いろいろ心配もしたけれど、みんな最高~♪
なんて素直に、心優しく育ったんだろう。
そして男同士の友情って、いいなぁ。
強豪校の敗退が相次ぐ中、一日でも長く、最高の仲間と野球をやらせてあげたいです。
うん、人生は長い、受験勉強は、そのあとでいい(笑)!
KIZUKI塾スタート!!
(2009年5月11日のブログ記事より)
熊本で特進塾という学習塾を開いていらっしゃる増田 真一さんが、大人のためのコーチングのプログラムを作ってくださいました。
その名は “KIZUKI 塾”。
私は、その “伝説の二期生”なんです
今日が KIZUKI 塾の第一回で、福岡から高速を飛ばして、はるばる熊本まで行ってきました~
KIZUKI 塾では、まず初めに、教えること (=teaching) と育てること(=coachng) の違いを、具体的な事例を挙げて、わかりやすく説明してくださいました。
今、コーチングや褒めて育てることが大事…って言われているけれど、
やっぱり偏るのはよくないなぁ(>し<)
何事も、バランスが肝心ですね↑
教えることと育てることがバランスよくなされた時に、人は成長し、成果も上がるんだなって、感じました。
理想は、coaching の心を持った人が、教えることなんでしょうね
ところで、MaZenda は結婚相談室ですから、日ごろ私は、結婚相手をお探し
の方々のカウンセリングをさせていただいています。
いつも苦笑させられるのは、皆さん、お相手の方に望む条件の高いこと…
「完成された人を求めるより、恋愛や結婚を通して、お互いに成長しあえる関係が素敵」だと思うのですが…
恋愛や結婚も、コーチングと思えば、新しい見方ができるかもしれませんよ
かく言う私も、子育てにはまったく向いていなくて、本当に苦手です(>し<)
“育てる” なんておこがましい、せめて子供たちの邪魔はしたくないと思う今日この頃ですが、
育児を通して自分が成長させてもらっていると考えれば、
毎日の生活も楽しくなるし、師匠である子供たちに出会えて本当によかったと、感謝の気持ちが湧いてきます。
育児=育自!
自分磨きって、何か新しいことを始めなきゃ出来ないわけではなくて、日常生活の中にいくらでもヒントが隠されているのかもしれません。
KIZUKI 塾で、気づく力をアップさせたいと願う Hitomi-MaZenda でした
第2回 KIZUKI塾
(2009年5月26日のブログ記事より)
昨日は、KIZUKI 塾の第2回目、高速を飛ばして、熊本まで行って
きました
熊本で特進塾という学習塾を経営していらっしゃる増田 真一さんが、
自立した大人がお互いを応援し合い、支え合う環境をつくるために開いています。
コーチング・マネージメント・マーケティング・メンタリングという4つの分野を追求した 『しんさん』 が、それらの重要な部分を集めて、私たち初心者に対してわかりやすく伝えてくれます♪
何よりもありがたいのは、ロールプレイングや実習が豊富なことです。
ただ本を読んだり講義を聞いたりして知識を得た時よりも、断然 “腑に落ちる” んです
今回の KIZUKI 塾で最も印象に残ったのは、「事実とクオリア」です。
クオリアとは、脳の中で作り出したもの、思い込み、経験から決めたこと。
考えてみると、私たちが落ち込んだり腹が立ったりする原因って、事実よりも圧倒的にクオリアが多いですよね。
事実は変えられないけど、クオリアは変えられる
事実に対して、特定の思い込みを洗い流し、常にニュートラルな自分でありたいと思いました
4つのトマトの話♪
(2009年7月15日のブログ記事より)
これは、知人が、あるトマト農家の方から聞いた話です
ある農家の方が、4つのグループに分けてトマトを栽培したそうです。
4つのグループすべてに、水や肥料などを同じように与え、
同じように手をかけて栽培しました。
ただ一つだけ違っていたのは、この農家の方がトマトに掛けた言葉です。
Aのトマトには、毎日、褒め言葉をシャワーのように浴びせました。
「おまえは赤くてかわいいね。」というふうに。
Bのトマトに対しては、毎日けなしまくりました。
「赤けりゃいいってもんじゃない」というふうに。
Cのトマトには、褒め言葉も掛けず、けなしもせず、かわりに毎日 こんな言葉を掛けました。
「おまえは自由にしていいんだよ。
赤くなりたきゃ赤くおなり。
緑がよかったら、緑のままでいいんだよ。」
Dのトマトには、何も言葉を掛けず(無視)、ただ世話だけしてやりました。
さぁ、この中で一番美味しかったトマトは、どれでしょう?
逆に、一番まずかったトマトは…?
これは簡単ですよね、Dの無視されたトマトです。
じゃあ問題の一番おいしかったトマト…これ、めちゃめちゃ深いんですよ♡
褒められて育ったトマトは、ものすごく甘くて美味しいけど、
味に深みや広がりがなかったそうです。
「自由に」と育てられたトマトは、甘みはほどほど、
でも食べた瞬間にトマトの味がフワーっと口の中に広がり、
食べ終わったあとにもその心地よい余韻が残って、
なんともいえない深みが感じられたそうです。
さて、問題はけなされて育ったトマトです。
9割がた、ものすごくまずかったのですが、残りの1割ほどは、ほかのどのトマトよりも美味しかったそうですよ↑
人間でも、褒められて伸びるタイプと、悔しさで成長するタイプがいますから、
1割のトマトは、「なにくそ~ 負けるもんか
」って、
がんばったのかもしれませんね。
この話を聞いたとき、子育て中のわたしは、
「その子のタイプを見極めて、その子に合った子育てをしよう」
と思ったのですが、でも、これもちょっと浅いかなぁ…と感じています。
「褒められて伸びる」とか、「悔しさで成長する」
なんて、すごく偏った見方だと思うんです。
同じ子でも、状況に応じて、心から褒め、心から叱り、でもベースはその子のありのままを認めて受け入れる…
要は、バランスが大事だと思います
最近、プラス思考に世の中が傾いてますが、褒めるのと同じように叱ることも大事だし、無理にずっとプラスでいるんじゃなくて、
プラスとマイナスのバランスをとった上で、自然体でいることが一番なんじゃないかと思います
「人を育てる」って、深いなぁ。
お金を残すことよりも、組織をつくることよりも、
「人を育てる」ことが最も価値あることだと思うから、
このトマトからの素敵なメッセージを、丁寧に読み解いて
いきたいですね
問題が問題なんじゃない!
(2009年12月12日のブログ記事より)
いつもお世話になっているココシスの佐藤社長から、とても興味深いお話を伺いました。
佐藤社長のお友だちは、毎日仕事に追われていて、息子さんが小さい頃から、
子育てを奥さまに任せっきりだったそうです。
その息子さんが中学生になった時、お友だちと二人で、あるお店を訪れ、
あろうことか、お店の商品を万引きしたそうです。
ところが、その現場をお店の人に見られてしまい、二人の少年は警察に連れて行かれました。
その日の夕方、警察からそれぞれの家庭に連絡がありました。
どちらの少年も、“仕事に邁進する父親と懸命に子育てする優しい母親” を持ち、似たような家庭環境の中で育っていました。
少年たちの母親は、警察から連絡を受けると、すぐに少年たちの父親であるご主人に電話をかけたそうです。
「あなた、○○ が万引きをしたって、警察から連絡がきたんだけど、どうしましょう?」
少年 A の父親は、電話口の奥さんに向かって、
「 お前に任せていただろう 万引きだって? どうするつもりだ。」
と、わめきちらしました。
仕方なく、少年 A の母親は、一人で息子を迎えに行きました。
では、少年 B の父親はどうだったのでしょう…?
「あなた、B が万引きをしたって、警察から連絡がきたんだけど、どうしましょう?」
「そうか…お前に任せっきりで、悪かったな。 もうだいじょうぶだ。 今夜は家族でゆっくり話し合おう。」
と言って、父親が自ら息子を迎えに行ったそうです。
それから数ヵ月後…
A の両親は離婚し、B の家庭は、この万引き事件をきっかけに、家族がますます
仲良くなったそうです。
問題が起こった時、私たちは問題そのものが問題であるように思いがちですが、
同じ問題が起こっても、本人の受け止め方の違いで、結果がこんなに違う…
ということに、びっくりしました。
問題が問題なんじゃなく、私たちの受け止め方が問題なんですね
わが家の天岩戸は全開中♪
(2010年1月10日のブログ記事より)
皆さんはどんな初夢をご覧になりましたか?
わたしの初夢…
なんと、今をときめくアイドルグループが登場しました
……嵐です
夢の中で、わたしは嵐のメンバーに
「あなたたちのおかげで家族の絆を取り戻せました。
ありがとう」
と告げていました。
実は、わが家の娘は、小さい頃から妙に冷静でしっかりしていて、マイペース!!!
成長するにつれて、彼女のその個性はきわだっていき、
10歳になった今、いつもキャピキャピしている母親を、
遠目にシレーッと眺めているんです。
わたしはそんな娘が苦手で、もっともっと仲良くなりたくて、
「お母さんが話しかけてるんだから、もっと話にノッてきてよ」
っていつもひとり相撲をとってました(>し<)
そんな娘が、彼女の人生で初めて夢中になれるものが
できたんです。
そう、それが嵐なんです
毎週、欠かさずテレビガイドを買ってきて、嵐が出演する
番組は一つも逃さずに見ているのです。
わたしは、いつもリビングでパソコンをいじっているので、
娘が見ている嵐の番組を、なんとなく見てしまっています。
初めは 「なかなかおもしろいなぁ」 と感じていたぐらいだった
のですが、しだいにわたしまで嵐の番組を楽しみにするように
なり、数ヵ月後…
嵐の大ファンになっていました
すると、意外にまわりの主婦たちも、嵐が大好きで、嵐の
いろんな情報が入ってくるようになったのです。
「ねぇねぇ、みっちゃん、ニノって、ゲームばっかりしていて
紫外線に当たらないから、信じられないぐらいの美肌らしいよ」
主婦仲間から仕入れたネタを伝えると、娘の笑顔がはじけて、
ニノがどれほどゲームが好きか…という話を、瞳をキラキラ
輝かせながら話してくれました。
いま、わが家はいつも笑顔がいっぱいで、嵐以外の話題でも
家族そろって盛り上がれるようになりました↑
娘を無理やりわたしのペースに引き込もうとしていた時は、
空回りの連続だったのに、こちらが娘と同じ視線に立って、
娘の気持ちに寄り添うようにしたら、固く閉ざされていた天岩戸がパッと開きました
日本最古の歴史書 『古事記』 によると…
天照大神が拗ねて天岩戸に隠れてしまわれた時、世の中が
真っ暗になってしまったので、八百万の神が力ずくで開けようと
しましたが、天岩戸の扉は、外側から力を加えてもびくともしません。
そこで、神々は一計を案じ、天岩戸を囲んで楽しく歌い、踊ります
その様子をじっと聞いていた天照大神は、外で何が起こっているのか知りたくて、いてもたってもいられなくなって、天岩戸の扉を開けてしまうのです。
そう、無理やりやらせるのではなく、その人がそうしたいように
仕向ける…というのが、古代からの日本人の知恵なのです
無口だった娘がおしゃべりになり、まったく文字を覚える気が
なかった年長の息子が、今は必死でひらがな&カタカナを
練習しています。
息子も、嵐、特に櫻井翔クンのファンで、慶応大学に入って
櫻井クンの後輩になりたいんですって
家族の絆を取り戻せたのは、日本人の知恵と嵐のおかげです
子育ての悩み
(2010年11月9日のブログ記事より)
前回は、信長の時代に来日したフロイスという宣教師が見た日本をご紹介しました。
“徳育” を重視していた当時の日本は、子どもたちでさえ世界に
感動を与えていた…というお話でした
でも…
今だから自信満々に 「徳育が大事」 なんて言っていますが、このように確信を持つまでには、二児の母として、紆余曲折がありました(>し<)
私は、自営業の両親に育てられ、サラリーマン家庭で育った主人と結婚しました。
商売人とサラリーマン…両方の家庭を経験してみて、どちらがいいとか悪いとかではなく、「文化が違う」 ということを実感しました。
サラリーマン家庭では、「人さまに迷惑をかけない。」 というのが、基本にあると思います。
でも、商売人の家庭では、「人が喜ぶことをしなさい。人さまのお役に立ちなさい。」 と幼い頃から叩きこまれます。
目の前の人のために何かできることがあれば、率先してそれを行い、
もし何もできない場合は、せめて 「上機嫌でいなさい。」 というのが、母の口ぐせでした。
祖母からは、「女の子は器量でなく愛嬌。笑顔でいれば絶対に幸せになれるよ。」 と教わりました。
二人の口ぐせは、「勉強ができることよりも、挨拶がちゃんとできたりいつも笑顔でいたり、周りの人たちが気持ちよく過ごせるような存在になることが大切。」
私が育ったのは、いま以上に偏差値が偏重された時代だったのに、
この点に関しては、母も祖母もまったくブレがありませんでした。
大人になって、皆さまから笑顔を褒めていただけるのも、女3代の努力の結晶ですね
ところが、わが娘ときたら、母親の私が言うのもなんですが、とてもかわいい顔をしているのに、いつもマイペースでシレーッとしていて、
笑顔もないし、お世辞の一つも言えないのです(>し<)
あ、お世辞って、思ってもいないことを言っておべっかを使うことでなく、
本来は、世の中を渡っていくのに必要な気遣いのことですよ。
愛想のない娘のことがずっと気になっていたので、ある日、育児カウンセラーに相談してみました。
そしたら、思いもかけないことを言われたんです
「笑顔や挨拶が身についていないと、幸せになれないっていうのは、お母さんの思い込みでしょう? もっと娘さんの個性を大事にしてあげないと…。
問題があるのは、娘さんの方でなく、子どもを自分の思い通りにしないと気がすまないお母さんの方ですよ。」
…… (:し;) (:し;) (:し;)
もう、ショックでショックで、涙が止まりませんでしたよ(:し;)
そして、わけがわからなくなってしまったんです。
個性って何なんだろう…?
笑顔や挨拶って、人が生きる上で大事なことだと思ってきたけれど、
それ以上に個性が大事なんだろうか…?
でも、けっきょく私、そのカウンセラーの言葉よりも、先人たちの子育てを信じよう…って、思ったんです。
すなわち、すべての “道” で説かれてきた通り、まずは基本を身につける、叩きこむ、それをした上で個性を大切にしようって。
例えば、「褒めて育てなさい。」 とか 「抱き癖なんて気にしないでできるだけスキンシップしましょう。」 とか、育児に対する考えも、時代とともに変わってきていますよね。
だから、そういう世間の風潮に惑わされずに、何百年も前から歴史が証明してくれている子育てのあり方を大事にしようって、決めたんです。
ただ、時代とともに、その伝え方や表現のしかたを変え、工夫しないといけないなぁ…と思うんですね。
本当は、会津藩のように、「ならぬものはならぬものです。」 って言えれば、
カッコいいんですけどね
…というわけで、私が小さい頃から骨の髄まで叩きこまれてきたこと、私が人として生きる上で大切だと思っていることを、いま風にアレンジして娘に伝えていこうと思っています。
次回は、娘との心の距離が近づいたなぁ…と思った出来事をお話ししたいと思います。
いざという時に思い出してもらえる人に・・・♪
(2010年11月10日のブログ記事より)
笑顔を見せることがなく、いつもシレーッとしていた娘に、一つの転機が訪れました。
ある日、私の友人からドリカムのコンサートのお誘いメールが届いたのです。
「一緒に行くはずだった親類が急に行けなくなったの。 チケットが1枚あまったから、一緒に行かない?」 というメールでした。
けっきょくあまりに急なお誘いだったので、すでにその日は予定が入っていてお断りすることになったのですが…
娘がポツリと言ったんですね。
「いいなぁ、ママはお友だちがたくさんいて…。
美帆ちゃんなんて、嵐のコンサートに誘ってくれる人なんて、いないもん(>し<)
誰か嵐のコンサートのチケットが余ったからって、誘ってくれないかなぁ♡」
そうなんです、うちの娘、嵐の櫻井 翔クンの大ファンなんですよ
まぁ、娘だけでなく、私も大好きなのですが…
今やどんなアーティストよりもチケットが入手困難な嵐のコンサート
うん、わかる、その気持ち…
でもね、もしかしてこれは、娘に大切なことを伝える千載一遇のチャンスかも…
そう思って、こんなふうに娘に言ってみました。
「あのね、美帆ちゃん、ママは特別お友だちが多いわけじゃないんだよ。
きっとね、コンサートに誘ってくれたお友だちも、いつもママのことを考えてくれているわけじゃないと思うのね。
でもね、チケットがあまって、誰を誘おうかなぁ…って考えた時、ママのことを思い出してくれたんだと思うの。
なんで思い出してくれたんだと思う?」
「……」
「ママはね、人と会っている時にはいつもニコニコ笑顔でいよう、そして周りの人が喜んでくれることをしようって、いつも考えているのね。
逆に、友だちが嬉しいことを言ってくれた時やしてくれた時は、思いっきり喜んで、“ありがとう”って何回も伝えるの。
たぶん、このお友だちは、あまったチケットを誰に
あげたら一番喜んでくれるかなぁって考えたんじゃないかと思うのね。
それで、一番喜びそうなママのことを思い出してくれたんじゃないかなぁ」
「ふ~ん」
「美帆ちゃんも嵐のコンサートに誘ってもらいたいんだよね?
だったら、いつもニコニコして、人が美帆ちゃんのために何かしてくれた時は、
思いきり喜んで、感謝したらいいよ。 それに、いつも誰かが喜んでくれることを見つけて、
それをやってあげることも忘れずにね」
そんな会話を交わしてから、娘が愛想笑いをするようになったんです
学校での出来事も、いろいろ話してくれるようになりました。
まぁ、少しずつですけどね…。
これからも、機会を逃さずに、人として生きる上で大切なことを親から子にリレーしていきたいと思っています
無理やりやらせようとするから、個性をつぶしてしまうのであって、本人が自らやりたくなるようにしむけるのが、問題解決のベストな方法ですね
その素敵な問題解決の方法を、日本人は古来から知っていたんですよ
ほら、日本最古の歴史書 『古事記』 によると、天照大神が天岩戸に隠れた時、
アメノウズメノミコという踊りの名手が素晴らしい踊りを披露し、
それを見ていた神々が大いに盛り上がるのが聞こえてきて…
天照大神もつい見たくなって、岩戸をそーっと開けたんですものね。
日本人の叡智って、本当に素晴らしいです↑
ただ、わが娘も、今までできなかったことが、これ一回で急にできるようになったわけではないと思うので、折に触れ繰り返し伝えていくことが大事だと思っています。
個性よりも大切なこと、人として生きる上での基本はしっかりと伝えていこう、
伝え方も、日本人古来の方法を見習って、ただし今どきの子どもがピンとくる
事例を選んで…。
変えるべきものと絶対に変えてはいけないもの…
親であり、大人である私たちが、ここをしっかりと押さえることが、世代間の絆を育てていくことにもつながると思うのです。
人を育てるのに一番大切なこと☆
(2011年2月10日のブログ記事より)
世界史に登場する人物が、“夢” を実現した人々が多いのに対して、
日本史に名前をとどめる人たちは、“志” を遂げた人が多いような
気がします。
夢と志は何が違うのかというと…
私の解釈ですが、“夢” は自分が実現したいもの、
それに対して、「たとえ自分が実現できなかったとしても、ほかの誰かが代わりに実現してくれたら、それでいい」 と思えるようなものが “志” なんじゃないかなぁ♡
“夢” は、自分が実現しないと意味がないけれど、
“志” は、「実現したのは誰か」 なんて、あまり関係ないんじゃないかな。
そのぐらい、無私の心=愛が、志には溢れているような感じがします
私は、子育てにおいても、企業の人材育成においても、「志を育む」 って、とっても大事だと思っています。
でも、何もないところから、志が生まれるわけではありません。
志を持つためには、知識や情報が必要です。
こんな生き方をした人がいた…
ということを知るから、「じゃあ自分はこんなことをしてみたい」 って、夢や志を持てるようになるのだと思います。
経営の神様・松下幸之助さんは、「人材を育成するために、真っ先にやらなければいけないことは何ですか?」 という質問に対して、
「伝記を読ませること」
と答えていらっしゃいます
私も、小学生の頃は、たくさんの伝記を読みました。
そして空想の世界で、大好きな歴史上の人物たちと友だちになり、
「あの時はつらかったでしょう?」
とか、
「私にはあなたの気持ちわかるよ」
なんて、いつも語り合っていたんですね
彼らが心の中に生き続けてくれて、いつも 「一人じゃないよ」 っていうメッセージを発信してくれていたから、たとえつらいことがあっても心がくじけなかったし、歴史を紡いでくれた先人たちへの感謝が、両親や祖父母や先生たちに対する感謝につながっていきました。
感謝の気持ちが自信のベースになるってことを、大好きな友人である
辻 良太郎さんが教えてくれました。
私の根拠のない自信は、そこから来ているのかな
良ちゃんのブログ、とっても素敵な記事なので、皆さまとシェアしたい
です…ぜひお読みになってくださいね
http://ameblo.jp/ryoutarou0309/entry-10788854660.html
残念なことに、最近の小学校の教科書って、偉人伝があまり載っていないんですよ(>し<)
だから、その部分を、家庭で補わなくちゃ…って思います。
天命に運ばれて、志を遂げた日本人たちの物語を、小さい頃に読んだ伝記を思い出しながら書き続けていきたいな
皆さま、これからも宜しくお願いいたします
いい夢みれそう~♪
(2011年7月26日のブログ記事より)
けさ、激しく子どもたちを叱ってしまい、自己嫌悪…(>し<)
このまま寝るのは、なんだかすっきりしないなぁ~と思っていたら、素晴らしい音楽、素晴らしい映像に出逢い、心が洗われました(*^-^*)
これで、いい夢みれそう~
皆さまも、幸せのおすそ分けをどうぞ…
アサカツ!!
(2011年8月31日のブログ記事より)
明治生まれ、チャキチャキの江戸っ子だったおばあちゃんの価値基準が、「粋か野暮か」 だったんですよ。
おばあちゃんは、私がどれだけいい成績をとっても褒めてくれなかったのに、
さりげなく相手を思いやれれると 「お前は粋だね~」 と褒めてくれました。
逆に、「私がやってあげたの」 っていう感じに、自分のやったことをひけらかしたり、誰かに面倒をかけたりすると 「お前は野暮天だね」 って言われて、
まるで 「人間失格」 の烙印を押されているような気がして、本当に悲しくて情けなかったのを覚えています。
『人生に悩んだら日本史に聞こう ~幸せの種は歴史の中にある』 のアンケートで、伊能忠敬とトルコの話の次に人気が高いのが、意外なことに、この 「粋か野暮か」 っていう話なんですよ。
「もったいない」 っていう言葉が世界共通語になったのと同じように、「粋」 っていう概念も、ぜひ日本から発信していきたいですね~
粋な大人
(2011年9月30日のブログ記事より)
大田区で森の保育園を経営し、今年度、新たに鹿児島に不登校の児童のためのフリースクールをオープンした長野 真弓先生♡
真弓先生は、幼い頃、背中に大きな火傷を負いました。
今でも、背中一面ケロイド状になった火傷の痕を見た人は、みな一様に 「これでよく助かったね。」 と言うそうです。
小学校に入学してほどなく、身体検査の日、生徒たちは担任の先生からシャツを脱いで上半身裸になるように指示されました。
すると、子どもたちは、真弓ちゃんの背中を見て大騒ぎ…。
「うわぁ、気持ち悪い。」
その日からいじめが始まり、真弓ちゃんにとってはつらい日々が続きました。
ある日、全校朝礼で校長先生の話が間もなく終わりそうになった時、真弓ちゃんはつかつかと前に歩いて行き、「校長先生、ちょっといいですか?」 と言って、校長先生が握っていたマイクを奪いました。
そして、朝礼台に上ると、
「皆さん、私の背中の火傷のあとは、病院に行っても治りません。だから、もう火傷のことで私をいじめないでください。」
と、全校生徒の前で訴えたのです。
一年生の真弓ちゃんが、五年生や六年生の前でこのことを言うのに、どれだけ勇気を振り絞ったでしょうか…。
彼女の想いは、全校生徒の心に響きました。
その日から、誰も彼女をいじめなくなったばかりか、「真弓、かっこいいよ。」 と、一瞬にして真弓ちゃんは、全校生徒からヒーロー扱いされるようになったそうです。
せっかく楽しくなった学校生活。
けれども、友だちとの別れはふいに訪れました。
ご両親の夫婦仲が悪くなり、お母さんが家を出てしまったのです。
幼い真弓ちゃんは、ご両親のことをどこまで理解していたのでしょうか。
「故郷の長崎に旅行に行こう。」 というお父さんの言葉に無邪気に喜ぶ真弓ちゃん。
けれども、それは、単なる旅行ではありませんでした。
長崎に着いて、ホテルに泊まれると喜んでいた真弓ちゃんは、一軒家に連れてこられました。
そこには、見知らぬ女の人が待っていました。
一瞬で事態を理解した7歳の少女…。
「大人って、なんて身勝手なの!? 私は、こんな大人に負けない。絶対に幸せになるんだ!! そのためには、この人にかわいがられなければ…。」
そう心に決めると、見知らぬ女性に対して、出逢って1秒で 「お母さん」 と呼んだそうです。
新しい学校で、また春がめぐってきました。
身体検査の日、先生の指示通り、またシャツを脱いで並んでいました。
すると、廊下を通りかかった若い女の先生が、真弓ちゃんの背中に気づいてハッとし、「あなた何をしているの? こちらにいらっしゃい。」 と声を掛けてくれました。
真弓ちゃんが歩み寄ろうとしたその瞬間、野太い声がしました。
「あなたこそ担任でもないのに、勝手なことをしないでください。このままでいいんです。」
声の主は、校長先生でした。
真弓ちゃんは思いました。
「この若くて優しい女の先生も、権力のある校長先生に言われたら、見て見ぬふりをするんだろう。」…と。
ところが、その女の先生は、校長先生に対して毅然と言い放ちました。
「このままでいいはずないじゃありませんか」
そして、真弓ちゃんを抱きかかえて無人の教室に連れて行ってくれました。
先生は、洋服の下から自分のTシャツを脱ぐと、真弓ちゃんに着せてくれました。
そして、涙をポロポロ流しながら、「ごめんね、ごめんね。あなたにこんな想いをさせて…。本当にごめんね。」 と抱きしめてくれたそうです。
真弓ちゃんはびっくりしました。
この女の先生とは、今日、はじめて会ったのです。
だから、自分がつらい想いをしたのは、この先生のせいじゃない…。
なのに、この人は、「私たち大人が、あなたにつらい想いをさせてしまった。」 ということを、謝ってくれているんだ…。
今まで、真弓ちゃんの火傷をかわいそうに思う人はいたでしょう。
でも、この先生は、真弓ちゃんがつらい想いをしてきたことを、自分のせいだと、自分たち大人のせいだと思っている…。
私は、この話を真弓先生から伺った時、わが身を振り返って、深く反省しました。
今回の原発事故の対応も、政治家や企業を批判するのは簡単です。
でも、批判している人は、みんな他人事と思っている…。
自分が原発を推進したわけではないって。
でも、自分が手をくだしたり決断したわけではなくても、私たちが社会の一員である以上、その責任は私たちにもあるっていうことですよね。
この若い女の先生の考え方、態度、思いやり…見習いたいなぁ~(*^-^*)
そして彼女のように、大人としての責任をまっとうしたいなって思います。
きっと真弓ちゃんが大人になって保育園を経営するようになったのは、この女の先生の影響が大きいんじゃないかな。
素敵な話を教えてくださった真弓先生に感謝…
こんな日は・・・
(2011年12月1日のブログ記事より)
このところ、子育てのことで、へこんでます(>し<)
子どもなんだから、こんなことってあるよね…
と、感情的にならずに、努めて冷静にしているつもりなんだけど・・・
「お母さんが働いているから、淋しいんじゃない?」
「単身赴任だからしかたないよ」
一見、優しそうに聞こえるそんな言葉に、深く傷ついて、涙してしまう…(>し<)
女の敵は女なのかな!?
一年前、主治医から 「この状態で助かった人を見たことがありません」 と言われてから、奇跡的に元気になって、生かされているだけで有り難くて、幸せで、もう何もいらないって思っていたけれど、こういうひとことって、きついなぁ。
こんな日は、決まって、20年以上前に亡くなったおばあちゃんのことを思い出します。
粋な江戸っ子で、私の憧れだったおばあちゃん
幼稚園の頃、私がおもらしした時も、「子どもなんだから、こんなこともあるよ。20歳になってオムツしている人なんていないんだから、そんなに怒らなくて大丈夫。」 って、お母さんをたしなめてくれた。
小学校の高学年だったかな、お母さんとケンカして、でも自分の気持ちがうまく言えなくて、ただ泣くだけの私に、さらにイライラする母。
この時も、おばあちゃんは、「子どもなんだから、うまく言えなくてあたりまえ。大人になっても言えなかったら、その時はじめて心配しなさい。」 って言って、かばってくれたっけ。
おばあちゃんに会いたいなぁ♡
子どもなんだから、そんなこともあるよ。
大丈夫だよ。
おばあちゃんのそんな言葉、聞きたいなぁ
でもね、こういう日は、自分を振り返る、いいきっかけになるよね。
私も、知らず知らずのうちに、「この人ってこういう人」 って、決めつけていないかなって。
自分勝手なフィルターで見て、誰かを傷つけていないかなって。
もっともっと優しい人になりたいな。
もっともっと強い人になりたいな。
自分の至らなさを気づかせてくれる毎日に、感謝しなきゃね。
うちの両親は、自営業をやっていて、とにかく忙しかった。
だから、たまに家族で出かける日を楽しみにしていたのに、そんな日にかぎって、従業員の夫婦がやってきて、夫婦喧嘩の仲裁を頼まれる。
私はまた放っておかれて、淋しさがつのっていった。
なんで子どもには淋しい想いをさせて、他人にばかりいい顔するんだろう?
って、両親のことも、夫婦喧嘩をしたからって、いちいちうちにやって来る従業員の夫婦も、大嫌いだった。
でも、大人になってわかったんだ。
航空会社に就職が決まった時も、結婚した時も、子どもが生まれた時も、それから半年前に本を出した時も、びっくりするぐらいたくさんの人が喜んでくれた。
それは、お父さんとお母さんが、いつもみんなによくしていたからなんだなぁ~って。
お父さんとお母さんの生き方に誇りが持てて、大好きになったのは、そのことに気づいたからです。
たくさんの人に見守られ、応援されている人生って、とっても幸せ☆彡
だから、私も、誇りを持って、仕事を続けていきたいし、家族だけでなく、ご縁をいただいた人みんなの幸せを願って生きていきたいなって、思います。
今日は、ちょっと感傷的な記事になってしまって、ごめんなさい。
こんな日は、ゆっくり眠るにかぎりますね。おやすみなさい。
メッセージありがとうございます!!
(2011年12月12日のブログ記事より)
皆さん、心のこもったたくさんのコメントやメッセージ、本当にありがとうございます!!
けさ読みながら、皆さんのお気持ちが有り難くて、涙が止まりませんでした。
ただ、ご安心ください♡
おかげさまで、娘とはすこぶる上手くいっています♡
なんといっても、私たち母娘の間には、嵐ファンの絆がありますから…
やんちゃな息子がお友だちやご近所にご迷惑をおかけした時に、息子を連れてお詫びに伺うのですが、
そういう時に決まって言われるのが、この言葉なんです。
「お母さんが働いてるから、お子さんが淋しがっているんじゃない?」
「単身赴任だからしかたないわよね。」
この言葉を男性から言われても、「ナニクソ」って思って、逆にパワーに変わるのですが、同じ女性、しかも同じ母親という立場の方から言われると、本当にきついのです。
でも、もう大丈夫です!
皆さんのおかげで、心がボッカポカです
一人じゃない…って、こんなに素敵なことなんですね
今日はこれから九州大学経済学部の学生さんたちに、福沢諭吉の魅力について講義させていただきます。
未来の日本のために、少しでもお役に立てると信じて、心を込めてお話ししてきま~す。
大人のつとめを果たす
(2012年8月25日のブログ記事より)
夏休みもあと1週間ですね。
長かったなぁ~
でも、今となってはあっという間だったような気もして、不思議な感覚です。
この夏休みの間に、うちの近くにある 「トイザラす」 という、子ども向けのオモチャやゲームを扱っているお店に行ったのですが、その時のことをお話ししたいと思います。
店内に12~13歳の男の子のグループが来ていて、4~5人で、見本として展示されていた子ども用のバイクを乗り回していたんです。
両足を思い切り蹴って、全速力で走らせるものですから、バイクが商品棚にぶつかって、それをまた方向転換して思い切り走らせて…
この連続だったんですね。
私は、小さい子にぶつからないか気になって、その様子を見ていたのですが、やむにやまれない気持ちになって、声を掛けたんです。
「小さい子にぶつかったら大変よ。 それに、これは商品だから、こんなふうに乱暴に扱うのはよくないと思うけど…。」
すると、この少年グループの一人が、
「うっせいなぁ。 店員が何も言わないから、いいじゃん。」
私は、このひとことにキレました(>し<)
「あのね、君たち、店員さんから言われた、言われてない…は関係ないでしょ? 自分の行動ぐらい、自分で考えなさい。」
少年たちは、ひそひそと話したあと、お店を出て行ったのですが、出口で、私の方を振り返って、舌を出して 「あっかんべぇ」 をするんですよ。
子どもは、親の言うことはなかなかきかないものですが、赤の他人さまに対しては、もう少し恐れ入らないと、いけないですよね!
私の幼いころは、親が見ていない所でわるさをする子どもに対して、近所のおじさんやおばさんがちゃんと叱ってくれました。
でも、この頃は、そういう人が極端に少なくなったと思います。
うちの子どもに対しても、その場で見かけた大人が言ってくれたらいいのに、あとになって私に、「お宅のお子さんがマンションの駐車場で遊んでいましたよ。」 なんておっしゃるんですよね。
もちろん親には子どもに対する責任はありますが、もう少し 「社会が子どもを育てる」 という意識があってもいいんじゃないかと思います。
実は、うちの子が通っていた保育園は、公園の隣りにあって、たまに高校生がその公園で夕方タバコを吸っていたんです。
で、吸い殻を地面に投げ捨てて帰ろうとするんですよ。
私はその学生に 「この吸い殻を、小さな子どもが口に入れたらどうなるかな?」 と訊くと、その子たちは 「すみません」 とあやまって、吸い殻を拾っていきます。
タバコを吸ってるからって、みんながみんな不良というわけではありませんからね。
ちゃんと言えば、わかってくれる子が多いです。
それに比べて、トイザラすで会った悪ガキたちは、とんでもないなぁ(>し<)
…おっと、話がそれてしまいました( ;∀;)
今日、私が伝えたいのは、さまざまな社会問題に対して、政治家や政府を批判する声が大きいですよね。
もちろん、私だって満足しているわけじゃないですよ。
でも、私たち大人が、大人としてのつとめをちゃんと果たしているのかなぁ。
誰かを批判するより、そっちが先なんじゃないか…って思うんです。
逆に、それぞれがそれぞれのつとめをちゃんと果たしたら、誰かのことを批判する必要もなくなるんじゃないかって。
それが大人というものではないかしら?
「大人の対応」 って、決して見て見ぬふりをすることではないと思います。
松陰が手に負えなかった生徒
(2012年9月15日のブログ記事より)
入学試験ナシ、授業料無料、決してエリートではない、雑草集団の松下村塾から、
内閣総理大臣2名、国務大臣7名、大学の創立者2名…と、明治日本の屋台骨を背負って立つ人材がこれほど育つなんて、
いったい誰が想像できたでしょう
松陰先生の熱い志に触れて、少年たちは人生を変えていったんですね~
ところが…!!
松下村塾の中で、3名だけ、その後の行方がわからなくなってしまった塾生がいたのだそうです。
松陰先生の手にかかったら、どんな少年もスイッチONになって、何事かを成し遂げるんだと思っていたので、この事実は意外でした(>し<)
松陰先生の情熱が伝わらなかったなんて、いったいどんな少年たちなんでしょう?
実はこの話、致知出版の藤尾社長から伺ったのですが、藤尾社長曰く、
「この3人の少年たちには共通点があった。
それは…
……
……
“感激する” という資質がなかったことである。」
う~ん、受け取る側に感性が備わっていなければ、たとえ松陰先生のような最高の教育者でも、その子のスイッチをONにすることはできないんですね。
ちなみに、孔子の弟子が、ある人から 「あなたの師匠はどんな人ですか? ひとことで言い表してください。」 と言われた時、その弟子は孔子を尊敬するあまり、ひとことで表すことができなくて、何も言えずに帰ってきたのだそうです。
孔子のもとに帰った弟子が、「ひとことで何と言えばよかったのでしょうか?」 と孔子にお伺いを立てたら、孔子は、その弟子に多少イラつきながら、「私は “憤の人” である。」 と即座に断言したそうです。
「憤」 という字は、「憤り(いきどおり)」 とも読むので、怒ったり感情が爆発したりすることと思いがちですが、実は、「感情が大きく動く=感激する」 という意味もあるんですって。
孔子は、人間にとって、最も大事な資質が、「感激する」 ことにあると思っていたんですね
人は、感激するから、「自分もこうありたい」 と、理想を描くことができる…
人が人として生きる上で、「感激する」 資質を育むって、こんなにも大切なことだったんですね
なんだか私、日ごろの子育てを反省してしまいました。
子どもたちの感性を育むことよりも、知識や技術を習得させることに意識がいってたなぁ(>し<)
でも、気づいた時がベストな時…
これから、子どもたちと一緒に素敵な体験を共有して、お互いの感性を磨きあっていきたいと思いまーす
評価と自己重要感☆
(2012年12月5日のブログ記事より)
先日、小1の息子の授業参観に行ってきました。
人権週間にちなんで、道徳の授業が行われました。
授業の終わりぎわ、「クラスのお友だちのいいところを見つけて、それを文章にしましょう。」 という先生の言葉を聞いて、
子どもたちが一斉に書き始めました。
いよいよ発表…
わが息子が、友だちのいいところを見つけてそれを表現できると
いうこともすごく嬉しかったし、逆に、友だちからいいところを言って
もらって、はにかみながらもニコニコ嬉しそうな笑顔を見て、わんぱく
だけど素直に育っている息子を、抱きしめたくなりました♡
「サッカーが上手だね。」
「計算が早いね。」
「ちょっといじわるな時もあるけど、いつも優しいね。」(笑)
「昼休みに、僕が一人でいたら 『一緒に遊ぼう』 って言ってくれて、嬉しかったよ。ありがとう。」
たくさんの言葉の花束を受け取って、とても幸せそうな息子…(*^-^*)
帰宅後、「お友だちから言われたどの言葉が一番嬉しかった?」
ってきいてみました。
負けず嫌いな息子のことだから、サッカーを褒めてもらえたことが
一番なんじゃないかと思っていたのですが…
「昼休みに、僕が一人でいたら 『一緒に遊ぼう』 って言ってくれて、嬉しかったよ。ありがとう。」
という言葉が、一番嬉しかったそうです。
息子と会話していて、「な~るほど」 と思ったのは、
「サッカーが上手だね。」
「計算が早いね。」
「いつも優しいね。」
これらは、実は “評価” なんですよね。
今回は、プラスの評価ばかりもらえたけど、本来、評価には、プラスもマイナスもあります。
でも…
「昼休みに、僕が一人でいたら 『一緒に遊ぼう』 って言ってくれて、嬉しかったよ。ありがとう。」
は、評価じゃないんですね。
そこには、プラスもマイナスもないんです。
評価ではなく、自己重要感を感じさせてくれる言葉なんですね。
よく 「褒めて育てなさい」 と言われるけれど、これは、評価として「褒める」 のではなく、褒めることで 「あなたは私にとってかけがえのない大切な存在なのよ」 と伝えることが大事なんだなぁ…
と気づかせてもらいました♪
子育ては、楽しいことばかりじゃないけれど、本当に勉強になります。
育児=育自
子どもを育てているつもりが、親の方が成長させてもらっているのかな
KIZUKI
先日の KIZUKI 塾で、おもしろい実習がありました♪
「自分がマイナスにとらえていることを、プラスに置き換える」 という実習です。
具体的には、自分の短所を3つ挙げて紙に書き、その紙を、ペアを組んだ人と交換します。
自分の手には、相手の短所が3つ握られています。
今度は、その相手の短所に対して見方を変えて、プラスの解釈をして、それを発表し合います。
すると…あ~ら不思議、実は短所が長所で、長所が短所だったんだ、長所と短所って、コインの裏表なんだなぁ…と気づくのです。
なんだ、そうだったんだぁ
と、ここまではよくある話ですよね
今日は、もう一歩深い気づきをお伝えしますね。
例えば、「面倒見がいい」 というのは長所ですが、それが度を超えると、
「おせっかい」 になります。
つまり、その人の性格や行動自体に、「いい、悪い」はないと思うんです。
その性格なり、行動なりが、「いい塩梅」で表れた時に、それは 『長所』 となり、度を超えて出すぎてしまった時に、 『短所』 として映るのではないでしょうか。
ほら、「過ぎたるは、なお及ばざるが如し」 って言うでしょ!?
「塩梅」なんていう絶妙な表現を持っている日本文化は、やっぱり素晴らしいですね☆彡
春ですね☆彡
(2012年3月6日のブログ記事より)
今日は暖かったですね~
春だなぁって、実感できて、生きてる喜びを感じました(*^-^*)
来週は、小6の娘の卒業式があります。
昨年度は、半年近く入院していたので、あまり母親らしいことをしてあげられなかったから、その分、今年度はできることをいろいろしてあげようと思って、卒業式後の親子そろっての会のボランティアや、同窓会の準備など、いろいろとやっています。
娘も私も、素敵な友人や先生に恵まれたから、卒業は、嬉しいような、淋しいような…(>し<)
出会いがあえば、別れがある。
別れがあるから、また新しい出会いがある…。
わかってはいるんですけどね(>し<)
明日以降は、また少しずつ寒くなっていくようです。
季節の変わり目、皆さまくれぐれもご自愛くださいね♡
卒業式が終わりました!
(2012年3月17日のブログ記事より)
昨日は、娘の小学校の卒業式でした。
娘の学校生活を通して、本当にさまざまな出会いがあり、多くの素敵な方々とご縁をいただいたことに、感謝の想いがじわ~っと溢れてきて、何とも言えない気持ちになりました♡
お世話になった皆さま方、本当にありがとうございます
そして、これからもよろしくお願いします
さぁ、やっと気持ちが落ち着いたので、これから執筆モードに切り替えたいと思います。
昨年、『人生に悩んだら日本史に聞こう ~幸せの種は歴史の中にある』 を出版させていただいてから、有り難いことに、本当に多くの方から、「次回作に期待します」 と言っていただいていたのですが、怖いもの知らずで書き上げた一作目と違って、二作目は、かなりの覚悟がいるなぁ~と思い、重い腰がなかなか上がらなかったんですよ(>し<)
何かを生み出すって、こんなにエネルギーがいることなんだ…って、あらためて勉強させていただきましたから(>し<)
でも、心身ともに著しく成長したわが子に負けてはいられません
どんな言葉を掛けるよりも、成長し続ける親の背中を見せることが、子どもにとって最高の刺激になると信じて、私も第一歩を踏み出したいと思います。
ひと段落☆彡
(2012年6月11日のブログ記事より)
昨夜は久しぶりにぐっすり眠れました
…というのも、小学校3年生になった息子が、ベッドが届いたのを機に、一人で寝ることになったからです。
子どもと一緒に寝るのは、寒い日には湯たんぽみたいに温かくていいのですが、ふだんは、「ふとんを剥いでいないかな?」 って気になって、夜中や朝方に何度も目が覚めてしまうんです(>し<)
一人で思いきり寝たいなぁ~
というのが、私の十年来の望みでしたが、その望みが叶って、嬉しさ半分、淋しさ半分…。
でも、一番ふさわしいのは、「ホッとした」 っていう感覚かなぁ。
上の子が生まれて13年、そのうち単身赴任は11年にも及び、子育てに仕事にがむしゃらにがんばってきたけれど、その間、大きな病気やけがもなく、元気に育ってくれたことが本当に有難くて…
もう添い寝しなくていいというのは、子育ての第一段階を卒業したのかなっていう感じで、なんだかとても感慨深いです。
これからは夜しっかり寝て、爽やかに朝を迎えたいと思います。
それでは、皆さん、今日も笑顔で素敵な一日を過ごしましょうね
初めてのナマ嵐!!
(2012年7月16日のブログ記事より)
ただ今、娘と一緒に、のぞみに乗って、新大阪に向かってます(*^-^*)
京セラドームで開催される 『嵐のワクワク学校』、チケットを譲っていただけました!!!
まさに、「求めよ、されば与えられん」 ですね
もうすぐ新大阪…初めてのナマ嵐に、胸がドキドキ
息子が生まれてからは、娘との二人旅も初めてなので、新幹線の中は、まるで女子会のようです。
今日という素敵な一日に感謝
それにしても、連日の 「今まで経験したこともないような」 豪雨には驚きです(>し<)
九州各地で被害に遭われた皆さま、心からお見舞い申し上げます。
早く皆さまの生活が日常を取り戻せますように…♡
思春期の娘に手を焼いています(>し<)
(2012年9月27日のブログ記事より)
先週、中一の娘とメディアやインターネットの悪影響などについて話し合いました。
そして、娘がパソコンを使う際には、必ずどういう目的で使うのかを伝え、私の許可を得たうえで使うと約束したのですが…
昨日、帰宅したら、明らかにパソコンを使った形跡があるんですね。
それで、娘を呼んで、事実関係を確認したら、使ったことは認めるわけですよ。
嵐のライブの情報を調べていたらしいんですけどね。
でも、約束を破ったことをどう思うかきいても、何も答えない…。
「なんとか言いなさい」
って言ったら、娘が小さな声でぼそっと言ってる…。
「約束を破ってごめんなさい」
とでも言ったかと思いきや、なんと娘は、
「なんとか」 って言っているではありませんか!!
つまり、こうです。
私 「なんとか言いなさい」
娘 「なんとか」
こんなの、漫才のオチにもなりませんよ~(>し<)
これが思春期っていうヤツですかねぇ。
全国の子育て中の女性の皆さん、一緒にがんばりましょうね
心のこもった贈り物
(2012年10月11日のブログ記事より)
嵐のリーダー・大野 智くんデザインの『24時間テレビ』のTシャツ。
中1の娘が、小3の弟のために、自分のお小遣いで初めて買ったプレゼントが、コレです
24時間テレビが放送された当日は、姉弟が色違いのTシャツを着て、仲良くテレビ鑑賞。
その後も、弟の方は、一日おきにこのTシャツを着ています(つまり洗濯した翌日には必ず着ているのです)。
お姉ちゃんからのプレゼントが、よっぽど嬉しかったんでしょうね♡
毎日ケンカしている分、よけいに…。
たまには素直にお互いが好きだってこと、伝え合ってほしいなぁ
こちらは、絵本のソムリエ・たっちゃんからのプレゼント 『泥かぶら』。
この感動、絵本の域を超えています(>し<)
よくぞ世に送り出してくれました
関係者の皆さま、ありがとうございます
生き方を見つめなおす機会をいただきました。
たっちゃん、いつも心のこもったプレゼントをありがとう
プレゼントを選んでいる時って、贈る相手のこと考えて、心があったかくなりますね。
そして、そうやって選んでくれたプレゼントだからこそ、もらった時、こんなに嬉しいんでしょうね。
プレゼントは、もらうのもあげるのも、だい好きです
次はだれに何をあげようかな
そば打ち体験☆彡
(2012年12月30日のブログ記事より)
年末は、伊豆を旅しています♪
おいしい空気、豊かな自然、新鮮な海の幸&山の幸、そして親切な人たち…
やっぱり日本はいいですね~
…って、NHKの『嵐の明日にかける旅』の見すぎかしら?
今日のお昼ごはんは、子どもたちがつくったお蕎麦。
初めてのそば打ちにチャレンジ
いつもは姉弟ゲンカが絶えない二人ですが、お昼ごはんがかかっているとなると、この通り、協力しあいます
約1時間後…
はいっ! よく出来ました
地元でとれたわさびを添えて、とても美味しくいただきました
年の瀬とは思えない、のんびりとした時間を過ごせて、有り難いなぁ。
2012年もあと2日、皆さん、お元気でご活躍くださいね。
そしてどうぞ良いお年をお迎えください♡
もうすぐ締め切り・・・!
(2013年1月9日のブログ記事より)
今春、出版予定の本の原稿、いよいよ締め切りが近づいてきました
実はすでに書いた原稿で分量は十分なのですが、できるだけ多くの原稿の中から選びたいのと、取り上げる歴史上の人物のバランスを考えて、あと2~3本書きたいと思って、編集者さんに無理を言って、締め切りを延ばしていただいたんです。
今回は、「歴史上の人物が危機をどう生きたのか」 というテーマで書いているので、どうしても戦国武将系が多くなってしまって(>し<)
それぞれの人物の危機を描くわけですから、原稿を書きながら感極まって涙ぐんでしまうこともしばしば…(;し;)
その涙を見て、息子が、「ママ、どうしたと? お腹が痛いと?」 と、あわてて飛んできてくれるのですが、
そのたびに、「ううん、そうじゃないの。ママ、自分で書きながら感動しちゃって…」。
それを聞いた息子は、「うわぁ、ママってナルシスト~」 って呆れながらも、いつも私が泣くと飛んできてくれます。
お母さん、睡眠不足できついけど、あと数日、がんばるからね~♡
昨日という一日☆彡
(2013年3月22日のブログ記事より)
昨日は、新刊 『感動する! 日本史』(中経出版)が全国の書店に並びました。
そしてこの日は、母の手術日でもありました。
骨粗鬆症で10年ぐらい腰が痛いと言っていた母が、勇気を出して手術を受けたのです。
ベッドに横たわった母の、小さくなった身体を見たら、涙が出てきそうでした。
不肖の娘ですが、こんな時は母についていてあげたい…。
その私の気持ちを、子どもたちは理解してくれて、気持ちよく送り出してくれました。
発売早々、新刊の評判がいいのは、きっとお母さんのおかげだね♡
お母さんの娘に生まれて、本当に良かった…
おかげさまで、手術は成功し、これから各地で開催される出版記念講演会に全力投球できる環境が整いました。
生かされている喜びを皆さまと分かち合えたら嬉しいです
うちの息子は社会向き!
(2013年4月26日のブログ記事より)
昨夜、食洗機を開けたら、私が詰め込みすぎていたのでしょう、果物ナイフが落ちてきて、腕に当たってしまいました。
痛みはなかったのですが、見ると、ちょっと血がにじんでいました。
すると小学校4年生になった息子が飛んできて、「ハイ」って、絆創膏を渡してくれたんです。
うちの息子はね、物覚えもよくないし、出来のいいお姉ちゃんと違って勉強では苦労しっぱなし(>し<)
でも、とても気が利いて、優しいのです
夕方、私がリビングのカーテンを閉めようとすると、ゲームを中断してパッとやって来て、もう片方のカーテンを閉めてくれます。
それから、ドラマで感動的なシーンになると、無言でティッシュを渡してくれます。
私がどんな場面で泣くのか、よくわかっているんですね
こういう子は、学校の勉強はできなくても、社会に出たら、きっとみんなに愛され可愛がられて、うまくやっていけるに違いない…
と、自分に言い聞かせている私がいます。
算数の宿題の答え合わせをしていると、いつも吹き出してしまいます。
勝手に掛け算のルールを自分で作っているんですよ(笑)
頭のいい子は、正解だけを求めるでしょ?
それで、正解が出なければ、あきらめちゃうんですよね(>し<)
ところが、わが息子は、まがりなりにも何とか解こうとしている…。
学校の勉強では正解は一つだけど、社会に出たら、正解は無数にあるから、実は、優等生よりも、うちの息子みたいな子の方が、社会に出たら順応できるんじゃないかな…
なんて思ってみたり(笑)
だからね、息子にはいつも言っているんです。
「学校の勉強に向いてない子は、社会には向いてるよ!
だから安心してて大丈夫」 って。
親は、子どもがかわいいから、いろいろ心配したり、腹を立てたりします。
でもね、もし同じ相談を友だちにされたら、どんな反応をするかしら?
子どもの成績が悪いと悩んでいる人がいたら、きっと
「そんなの、大丈夫だよ。 ○○クン、素直に育ってるじゃない。 人間は成績や頭の良さがすべてじゃないよ」
って言ってあげるんじゃないかな。
子どものいたずらぶりに悩まされてる人がいたら、きっと
「子どもは、元気がいいっていうのが、何よりだよ。 タイミングが来れば、落ち着くから」
そう声を掛けてあげるんじゃないかな。
人の子なら、冷静にそう思えるのに、なんで自分の子だと、心に余裕がなくなっちゃうんでしょうね?
それが愛情なのかなぁ。
でも、過度の愛情は、子どもにプレッシャーを与えてしまうから、たまには人の子だと思ってみるのもいいのかも…。
昔は、子どもの数が多かったから、いい意味で、一人一人の子どもに対して目が行き届かなかった部分があったと思う。
でも、今は少子化で、親の愛情や期待を一身に受け、子どもも大変だなぁって思うんですね。
親子といえども、適切な距離感を保つことが大事なんじゃないかなぁ。
そう考えると、仕事を持ってることも悪くないなぁと思う、今日この頃です
とりとめのない記事で、ごめんなさい(>し<)
子どものことで悩んでいらっしゃる方が、少しでも気がラクになればいいなぁと思って、書かせていただきました。
明日からゴールデンウィーク。
皆さま笑顔で素敵な休日をお過ごしくださいね♡
私のテレビ史
(2013年6月27日のブログ記事より)
私が生まれて初めて見たテレビ番組は、確か「ひょっこりひょうたん島」でした。
海のない埼玉で生まれ育った私にとって、「海の向こうに何かが待っている」という感覚がとても新鮮で、毎日ワクワクしながらNHKの人形劇を見ていました。
その後、中学一年で高知に旅行に行って、桂浜から目の前に広がる太平洋を見た時、
「きっと龍馬は、この海の向こうに何があるかを知りたかっただけなんじゃないかなぁ。海の向こうに行くために、徳川幕府を倒して自由を得ようとしたんじゃないかしら」
そんなふうに感じ、海のある風景を幼い頃から見て育った龍馬が、無性に羨ましかった。
もし私が海を見ながら育ったら、どんな考えが浮かんだのかなぁ~って。
そんな時、私が夢中になったのが、「宝島」というアニメ。
ストーリーも好きだったけど、何より私が夢中になったのは、この番組の主題歌。
さぁ行こう、夢に見た島へと。 波を越えて風に乗って海へ出よう。
行く手にはみんなまだ知らない 不思議な昼と夜とが待っているだろう。
いつも信じよう、真心を。 勇気を胸に進もうよ。
ただ一つの憧れだけは どこの誰にも消せはしないさ
30年以上経った今でも、私はこの歌を口ずさむと元気が出てきます。
最後の「ただ一つの憧れだけは どこの誰にも消せはしないさ」という部分を、何度も繰り返しちゃったりして…。
ただしこの歌は、けっこう凹んでいる時に歌うので、一人で車に乗っている時に歌うだけで、ひと前で歌ったことはなかったはず。
ところが、なんと、今日、小4の息子が口ずさんでいるではないですか
なんで~!!! もしかして、お腹の中で聞いてたのを覚えているの!?
息子の歌声に合わせて私も歌い始めたら、今度は息子が驚いた。
「えっ、なんでママこの歌知っとぉと? これ、音楽発表会で6年生が歌ったとよ」
うわぁ、この歌、人知れず30年以上も歌い継がれてたんだ。
すごいなぁ~
しかも、親子で同じ歌を好きになるなんて、それもおもしろい
さらに、海の見える風景に憧れていたら、いつの間にか海の近くの家に住むようになっていた…♡
若い頃は無理して夢や目標を片っ端から叶えていったけど、そんなに焦る必要なんて、なかったんだ。
無理しなくても、夢は、ベストなタイミングでベストなカタチで叶う☆彡
夢に執着せず、かといってをあきらめもせず、忘れてしまいこんでおくぐらいがいいのかもしれないね。
母としての自覚
(2013年7月18日のブログ記事より)
怒涛の6月が終わり、ちょっとホッとしていたら、FBやブログの更新が全然できなくなってしまって…(>し<)
身体は少しあくようになりましたが、新しい本の企画で、頭がいっぱいいっぱいなんです。
実は新しい企画というのが複数進んでおりまして、嬉しい悲鳴をあげています。
早くスッキリしたいなぁ~。
でも、生みの苦しみで、こんな過程があるから、生まれた子ども(本)がかわいくてたまらないんですけどね。
本当の妊娠と違って、ツワリがないのは有り難いことです(笑)
さて、こちらはツワリの末にこの世に誕生した息子の話。
宿題の提出期限を勘違いしていた小4の息子は、前日になって、膨大な宿題を終えていないことに気がついたのです(>し<)
そして、「一人でも提出できない人がいたら、お楽しみ会は中止にします」という担任の先生の言葉が無情に響く…(>し<)
4時間睡眠で泣きながら宿題を終えた子どもの姿に、母は切なくなりました(>し<)
お母さんは、直接手伝ってはあげられないけれど、お母さんに課されたお役目をがんばって全うするからね!
今日はマゼンダの婚活オリエンテーションです!!
(2013年7月21日のブログ記事より)
昨日は神戸のFMラジオ「幸せ発信局」さん主催の講演会で、神戸へ☆彡
幸せオーラが炸裂する会場で、神戸という土地への思いをお話しさせていただきました。
本当にこの国の歴史には愛が溢れている…
まさに日本全体がパワースポット、そしてこの地で生まれ育った私たち自身が、パワースポットですね
さてさて、この2日間、わが息子はオールスター戦に夢中になっていました。
単身赴任家庭の悲哀というべきか、私は毎日息子と野球をやってクタクタになっているのですが、ずっと杉内になりきって投げていた息子が、おととい初めて「ピッチャー大谷翔平、投げました!」って言っていたのには、笑ってしまった~。
大谷クンは、日本中の野球少年に夢を与えているんですね♡
大谷クン→雄星クンの花巻東リレーに大興奮のわが家でした。
では、今日も皆さま素敵な日曜日をお過ごしくださいね
母親はつらいよの巻
(2013年8月17日のブログ記事より)
15日朝のKBCラジオを聞いてくださった皆さま、そして聞けなかったけど気にかけていてくださった皆さま、本当に有り難うございました!!!
8月15日の終戦記念日は、一年のうちで最もご先祖様への感謝を感じる日であり、私たちが原点に立ち返り、日本人としての志を再確認する日。
そんな日の朝にラジオ出演させていただいたのも、目には見えない大きな存在のお導きを感じます。
“おかげさま”という日本人の感性、大切にしたいですね
ところで、先日、賢人塾の田端代表を訪ねた時、帰り際に阿蘇の新鮮な空気を吸いながら、息子とキャッチボールをしたんですね。
すると、田端代表が、「また息子さんを連れていらっしゃい。今度はキャッチボールの相手を用意しておくから。お母さんだけでも大変なのに、お父さんの役目も果たそうとする姿は、見ていて切なかったよ」と言ってくださいました。
考えてみれば、主人が単身赴任を始めて12年半、仕事や子育てで気が休まることは一日だってありませんでした。
その間に、闘病生活も経験しましたが、主治医の詳しい説明を聞くまでもなく、「とにかく入院期間が短い治療方法をお願いします」という感じで、いつも家族のことで、頭の中はいっぱい。
でも、それが私に与えられた環境なんだって、腹をくくっていました。
そんな私の緊張を、田端代表の言葉は、一瞬にして緩めてくれました。
緊張が解けると、涙がとめどなく溢れるんですね。
感動でも、喜びでも、悔しさでも悲しみでもない、生まれて初めて経験する涙の味でした。
今日は、もう一人、素晴らしい方とお電話でお話ししました。
致知出版の藤尾社長です。
明日、息子を連れて神戸の講演会場に向かうと伝えたら、
「母親の講演を息子に聞かせるなんて、それは素晴らしい教育だ。今、あなたは子育てと仕事の両立で大変だろうけど、その大変な毎日が、子どもにとっての大きな財産になり、大変な結果を生むはずだから、がんばりなさい」
と励ましてくださいました。
子育てと仕事の両立で私と同じような思いをしているすべての女性と、お二人の言葉を分かち合いたいです
癒し系のわが息子☆彡
(2013年8月21日のブログ記事より)
今年の夏は、息子と一緒によく高校野球を見たなぁ。
みちのくに初の優勝旗を…
と、期待していましたが、明日の決勝は前橋育英vs延岡学園。
守備のしっかりした両チームが勝ちあがったので、きっと引き締まった試合になりますね。
泣いても笑っても明日が決勝、残り一試合
甲子園が終わると、急速に秋が近づくような気がして、淋しさがこみ上げてきます。
高校野球を見ていると、日本の地理に詳しくなってきますよね。
「夏休み中に47都道府県を覚えよう」と、息子に白地図を渡すと、けっこうノリノリで都道府県名を書き込んでいきました。
ところが、「大阪県」となっていたので、「伊吹、ここは大阪府だよ。ほかに府がつくところがもう一つあるんだけど、どこでしょう?」
この質問に、息子は自信たっぷりにこう答えたのでした。
「岐阜」
この感性に、座布団10枚あげたくなったけど…でも、大丈夫かなぁ?
夏休み中に覚えられるかな
うちの息子は社会向き!
(2014年2月7日のブログ記事より)
小4の息子の学力テスト、気持ちいいほど間違いだらけ(>し<)
〇ばっかりだと、「どこが間違ってたんだろう?」って、間違いが気になるのに、×ばっかりだと、「へぇ、これは合ってるんだ!」って、加点評価になるのが不思議…(^_^;)
中2の娘は、こういうテストってほとんど満点で、「こんなに簡単なテストなのに、なんで平均点が60点とか70点なんだろう」って、不思議がっていたっけ。
息子の点数を娘が見て、「ママ、わかったよ。こういう子が平均点を下げてるんだね」だって(笑)
息子よ、だいじょうぶだよ
君は学校の勉強に向いていないだけだから。
きっと君は、たった一つの正解を求めるのが性に合わないんだと思う。
安心していいよ。 社会は正解が無数にあるから。
きっと君は学校向きじゃなく、社会に向いてるよ
ママは君の季節がやってくるのを気長に待ってるからね~(*^▽^*)
家庭が下宿屋に・・・!?
(2014年2月9日のブログ記事より)
昨日は雪が心配でしたが、うまく雪をすりぬけるように、福岡⇒大阪⇒札幌と、日本列島縦断の旅を楽しみました
大阪でのせんちゃんと谷口先生とのコラボ講演では、お足元の悪い中、多くの方がお越しくださり、素敵なご縁をいただいたこと、心から感謝します♡
けさは千歳から女満別に飛んで、遠軽(えんがる)という町にやって来ました。
大正初期に留岡幸助が日本初の少年のための更生施設をつくったのが、遠軽です。
留岡幸助のことを調べてて、ドキッとする言葉に出会いました。
「学校に行ったからといって英雄豪傑ができるわけではありません。君子になるか盗賊になるかは、家庭の空気の陶冶(とうや)によるものです。それなのに今の家庭は下宿屋に過ぎません」
今の家庭は下宿屋…
大正時代にそんなことを発信していた方がいらしたんですね。
驚きです。
現代は下宿屋化がもっともっと進んでしまっていますね。
本物の家庭を取り戻すことは、主婦であり、母である私たちの責任だなぁと、背筋が伸びる思いです。
子どもは社会の宝!
(2014年2月27日のブログ記事より)
先週、息子の友だちがインフルエンザで学校を休んだので、
その子の家に電話をしました。
「お昼ごはんつくって届けようか?」
その子のお母さん、働き始めてまだ一年ぐらいだから、有給休暇もあまりないんじゃないかと思って、少しでも彼女の負担が軽くなればいいなって、せめて私にできることをしてあげたいと思ったの。
けっしてお料理が得意なわけじゃないんだけど…(^_^;)
彼女は、私の想像以上に喜んでくれて、電話口でちょっと涙ぐんでた感じだった。
「病気の子どもを置いて働くなんて、子どもがかわいそう」って、誰かから言われた直後だったから、よけい嬉しかったんだって。
「子どもがかわいそう」
「子どもが淋しがっているんじゃない?」
私も散々言われてきたなぁ。
親切心で言ってくれているのかもしれないけど、でも、そういう人に限って、言うだけ、責めるだけで、けっして手を差し伸べてはくれないんだよね。
「何か私にできることがあれば言ってね!」
このひとことを言ってもらえるだけで、ずいぶん肩の荷が下りるのになぁ。
子どもは社会の宝
朝ドラ『ごちそうさん』みたいにはいかないけれど、自分の子どもに対してだけでなく、次代を担う子どもたちに、愛情をもって接してていこうっと
私の小学生のころの写真です!
(2014年3月10日のブログ記事より)
8日のNHKテレビ『おはようサタデー 九州沖縄』で公開させていただいた小学生時代の写真。
小学生の頃、夏休みは毎日プールに泳ぎに行っていたから、真っ黒だったんですよね。
この写真を見た知り合いが、口をそろえて言ったのが、「美帆ちゃんの写真かと思った」という言葉。
美帆ちゃんとは、中2のうちの娘です。
実は番組を見ていた息子までが、「うわぁ、美帆にそっくりやん!」と叫んだんですよ(笑)
きっと、本人が思っているより、似ているんだろうなぁ
ところで、思春期真っ只中で扱いづらかった娘が、最近、なんだかその時期を脱したみたいで、以前の明るくてかわいい娘が戻ってきました♡
きっかけは単純でした。
この頃息子がやたらはりきってテストで百点をとってくるのですが、彼は「百点取ったからこれ買ってね」とマイペースでどんどん話を進めていきます。
その様子を見ていた娘が、ポツリ。
「いいなぁ、伊吹はテストでいい点とっただけで、そんなに褒められて…」
その時、私はとっさに笑顔を娘に向けて、「そうだね。美帆ちゃんは百点とるのが当たり前だから、あんまり褒めてもらえないね。ママも学生のころは同じだったよ!美帆とママは一緒だね、仲間だね」って、娘と握手したんです。
その日から、娘の反抗的な態度がスーッと消えたんですよね。
なんだか狐につままれたような、思春期卒業の顛末でした(笑)
思春期を経験して、娘は少しは大人になれたのかな。
そして私も少しは親らしくなれたのかな。
これからもずっとずーっとヨロシクね
GWって、本当は・・・!
(2014年5月3日のブログ記事より)
連休も後半に入りましたね。
GWって、本当に「がっつりワーキング」の略じゃない…!?
と言いたくなるぐらい、おかげさまで仕事が充実しています(笑)
昨日から関西に来ていますが、けさの空と同じように、私の心は晴れやかなんです
4月28日の娘の誕生日。
いつもならバースデーケーキを準備するのですが、娘も私も甘いものには目がないので、いろんな種類を食べたくて、今年はカットしたケーキを何種類も用意したんです。
すると、娘は大喜びして、計画が成功したかに見えました。
ところが…
娘が一番食べたかったケーキを最後までとっておいたら、なんとそれを息子が食べてしまったから、さぁ大変(>し<)
息子は悪気がなく食べたのに、娘が起怒った挙句、泣きだすものだから、息子も逆切れ…
でもね、どうやら娘の涙は、ケーキを食べられたことより、「せっかくママが私の誕生日に用意してくれたのに…」という気持ちだったみたいなんです。
「また買ってきてあげるから」と言っても、娘の涙は止まりません(>し<)
あくる日…
私が外出先から帰宅すると、二人のはじける笑顔が…(*^▽^*)
お手伝いをして貯めたお金で、息子がお姉ちゃんにケーキを買ってきていたんです
そしてそのケーキが、とびきり美味しかったらしいです。
私は買ってきたケーキをあわてて隠して、もちろんこっそり一人で食べました
江戸時代の南町奉行・大岡越前が、「三方一両損」という名裁きを行ったことは有名ですが、
http://ginjo.fc2web.com/37sanbouitiryozon/sanbou.htm
わが家は、「三方よし」で丸く収まり、とても温かい気持ちで関西にやって来ました。
男は男らしく、女は女らしく・・・☆彡
(2014年5月12日のブログ記事より)
東京出張から帰宅したら、息子から母の日の花束が…
こんな日が来るとは、感無量~(;し;)
それにしても、なぜに男の子はこんなに優しいのか?
そして女の子は潔いのか!?
きっと昔の人は、そのことをわかっていたから、男の子には「男らしく」、女の子には「女らしく」って言いながら育てたんだろうなぁ。
きっとそれでバランスがとれていたんだよね。
それが、今では「ジェンダーレス」「ジェンダーフリー」なんて言っているから、ますます男の子は優しくなり、女の子は潔くなっているのかもしれませんね(^_^;)
週末には楽しいことがたくさんあったのに、なかなか記事にアップできなくてごめんなさい(;し;)
ご縁をいただいたすべての皆さまに感謝します♡
やってられない!!
(2014年5月16日のブログ記事より)
浜松からとんぼ返りし、これから博多で講演です
昨夜は、地元の売れっ子のタレントさんとトークショーという新たな分野にチャレンジ。
何と言っても初めての試みなので、かなり緊張しましたが、予想以上にスムーズにトークショーが進み、ご参加の皆さまの反応も素晴らしかったので、すべてに感謝して会場を後にしました。
ふだん、平日は日帰りの講演や研修のみお受けしているので、講演先で泊まること自体が珍しいのですが、せっかくですから、主催やスタッフをしてくださった皆さまとご一緒に、浜松の美味しい食材に舌鼓…
ところが、この席上で、私は窮地に立たされます。
「白駒先生は、小学生のお子さんをよく平気で置いてこれますね。僕が母親なら、出来ないなぁ」
このひとこと、痛すぎる…(>し<)
私、平気で置いてきているわけではないんですけど
一度は「平日に泊まりはちょっと…」とお返事したのですが、主催者さまの真摯な態度に胸を打たれ、できるかぎりの協力をしたいと、やむにやまれぬ思いで来てるんですけど…
しかも、朝、子どもたちを送り出してから、掃除に洗濯、夕食の支度と、新幹線に飛び乗った時にはクタクタ。
移動の間に気持ちを仕事モードに切り替えて、のぞんでいるのですが…
さらに、当然、子どもだけにしておくわけにいかないから、知り合いやベビーシッターさんにお願いしてます。
つまり、体力的にも精神的にも、そして金銭的にも、かなりの負担の上にがんばっているんだけどなぁ(>し<)
もちろんご理解くださる方も多いのですが、悪意のないこういう一言って、母親を追い詰めますね(;し;)
でも、きっと大切な家族は理解してくれる…。
それが心のよりどころです。
実は、母の日にちなんで、致知出版さんが「私を支えた母の言葉」コンクールを実施したんです。
なんと、不肖わたくしが、審査員の一人をつとめさせていただきました。
どれもこれも感動の作品ばかりで、選びながら涙が止まりませんでしたよ(;し;)
100字エッセイなので、すぐに読めます。
皆さまにも感動をおすそ分けしたいので、致知出版さんのサイトをご案内させていただきますね!!!
ベートーベンの名言☆
(2014年7月1日のブログ記事より)
今日は、小5の息子の授業参観♪
国語の授業でしたが、自分の読んだ伝記の中身を紹介し、印象に残った言葉や事柄と、それに対する自分の感想を発表するという、なかなか興味深い内容でした。
わが息子が紹介したのは、ベートーベン。
そして、息子が感動したベートーベンの名言が、コチラ
「悩みを乗り越えて、喜びをつかめ!」
いい言葉だなぁ~って、ジーンときました。
私は世界史はからきしダメで、日本史しか知りませんが、世界に目を向けるのも悪くないなぁと思いました。
ところで、うちの息子、やれば出来る子なんですが、エンジンが錆び付いているみたいで…(>し<)
どなたか男の子のスイッチの入れ方をご存知でしたら、教えてくださいね
「手紙屋」蛍雪編
(2014年7月17日のブログ記事より)
中学に入学してから2年間、娘は部活と塾を両立させ、親の私の目から見てもとても頑張っていました。
それが、最終学年の3年になって、ゴムが伸びきってしまったような状態になり、疲れた表情を見せ始め、塾を休みがちになったので、親子で話し合った結果、思いきって塾をやめるという選択をしました。
だって「なんで高校に行かなきゃ行けないのか、よくわからなくなってきた」って言うんですもん。
私はそういう疑問をまるで持たない性格だったので、娘のこの言葉を聞いた時にはびっくりしましたが、
こういうことをじっくり考える時間も、長い人生の中では大切なんじゃないかなと思ったんですね。
ママ友からは「なんで今になってやめちゃうの?」
「そんなこと許したらダメなんじゃない?」
「親が甘いと言われるよ」
と散々に言われましたが、
娘の人生を私が代わって生きるわけにはいきませんからね、娘の選択を尊重することにしたんですよ。
それから約2ヶ月、娘は部活動から帰ってくると、のんびり嵐やSEXY ZONEの番組を見まくっていましたね。
おーい、人生のこと考えるんでしょ!?
とツッコミを入れたくなるのをぐっと飲み込みましたよ。
でも、人間、頑張り続けるのも難しいですが、サボり続けるのもなかなか大変みたいで、やっと娘はスランプから脱出し、受験勉強を始めました。
ただ、塾をやめたので、わからないところは私にきいてくるんですよ。
私は自宅で原稿を書いているので、歴史の世界にどっぷりひたっているのを現実に引き戻されるのがイヤで、面倒くさがっていたんですね。
だって娘がきいてくるのは決まって数学。
漢字や言葉の意味なら瞬時に答えられますが、数学だと最初から問題を読んで、図を書いたり、計算したりするので、けっこう大変な上に、私は典型的文系人間なので、数学は苦手だったんですよ(>し<)
ところが、おもしろいもので、あんなに苦手だった数学が、けっこう解ける、解ける…
今からでも高校入試イケるんじゃないかと思うぐらい、絶好調なんです
そして今、問題を解くことの喜びを日々味わっています。
勉強って、楽しいですね
こんなに楽しいことを今まで塾の先生に丸投げしていたなんて、もったいなかったなぁ。
ところで、これが娘のスイッチONのきっかけになったかどうかはわかりませんが、友人のアドバイスで、
私は喜多川 泰さんの『手紙屋 蛍雪編』を娘に贈ったんですよ。
著者の喜多川さんのサイン入りで…
喜多川さんがサインと一緒に書いてくださった言葉が素敵なんです。
「回り道をしなければ出会えなかった景色こそあなたの財産」
もしかしたら、娘は、この言葉で、やる気のなくなった自分を受け入れることができたのかもしれませんね。
イケてる私はかっこいい、
でもイケてない私はかわいい…
私が40数年かかって至った境地に、娘は15歳にして到達してしまったのかしら?
未来はきっとよくなる…
その確信が、私の気持ちを晴れやかにしてくれています
準備中です