日本統治下に育った台湾のおじいちゃん、おばあちゃんたちは、
日本精神をどうしても次代に継承したい、そのためにはどうしたら
いいんだろうと考えたの。
彼らの出した結論が、【 和歌 】!
日本のこころが最も端的に表現されているのが和歌だから、その和歌を
学び、味わい、楽しもうって。
台湾には「台湾歌壇」という和歌の会があり、80代、90代のおじいちゃん、
おばあちゃんたちが、ときには孫を連れて集っています。
3年前に私が台湾を訪れたとき、台南に暮らす当時86歳のおじいちゃんが、
ご自分が詠んだ歌を披露してくださいました。
【未曾有なる 大震災に見舞われど 秩序乱れぬ 大和の民ぞ】
東日本大震災の際に、どんな状況になっても秩序が乱れない日本人、
被災地では物が乏しいのに、その乏しい物資を譲り合い、与え合い、
分かち合う日本人の姿に、世界から賞賛の声が寄せられましたが、
このおじいちゃんの歌は、単なる賞賛ではありません。
被災された人々に寄り添い、その被害の大きさに胸を痛めながら、
それでも、自分もかつては同じ大和の民だったという誇りを見事に
歌い上げているのです。
帰国後、私も無性に和歌の世界に触れたくなりました。
そしてめぐりあったのが、小柳先生です。
小柳先生の豊かな感性は、1300年前の日本人と私たちの心を自然に
繋げてくれます。
小柳先生のお話を伺っていると、自分の細胞が喜んでいるのが実感
できるんです。
こんな素敵な経験を、大好きな皆様と共有できたら嬉しいです♪
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連続四季講座 「和歌と日本の心」
第11回 「万葉集と日本の目覚め」
“古事記や万葉集は日本人の心の中核をなすものですが、それらの作品が
産み出されるためには大きなきっかけが必要でした。
それが外国との文化交流や初めて経験した国家間の争いであり、日本への
目覚めであったと思われます。
自分たちの文化を護るという思いを上代の人々が実現した、その素晴らしい
精神に私たちもまた学ぶことが多いはずです。
万葉集をたどりながら、そこにこめられた願いについてお話ししたいと思います。
(小柳左門先生からのメッセージ)
◆講師:小柳左門 先生(原土井病院 院長)
◆日付:2017年
◆時間:19時~21時
※終了後、短い時間ですが懇親会もございます
※今回から、近隣の「ワタミ」さんで懇親会を開催いたします♪
◆会場:エイムアテイン 5階 会議室
博多駅博多口からすぐです♪
(福岡市博多区博多駅前3丁目25-24八百治ビル5F)
◆参加費:2000円
◆主催:白駒妃登美 塾長
◆問い合わせ:株式会社ことほぎ 飯田 (電話)092-407-2099
◆お申し込み: http://wp.me/p7YdZi-xs
または、電話かメールでご参加のお知らせをください。
電話:092-407-2099 メール iida@kotohogi2672.com