幸せの神様に愛される生き方


20代から30代にかけて、私はアメリカ型の成功哲学にどっぷりつかっていました。

アメリカ型の成功哲学は、夢に期限をつけて目標を設定し、その実現のために今やるべきことを逆算して実行します。

この目標達成型の人生では、強い心を持ってチャレンジしている間は、夢は叶いますが、逆に言えば、夢しか叶わないのです。

「夢が叶えばいいじゃないか」と多くの人はおっしゃるでしょう。

確かに“夢”という言葉は美しく魅力的ですが、最高の状態が「自分の夢が叶った状態」であるということは、自分の限界を自分でつくっていることになるのではないでしょうか。

一方、日本の先人たちがかつて生きたのは、過去や未来にとらわれず「今、ここ」に全身全霊を注ぎ、目の前の人を喜ばせながら人生のステージを上げていく「天命追求型」の生き方でした。

天命に運ばれ、夢を超えた素敵な現実を生きる……そんな“日本人のための成幸法則”を、今まで歴史のエピソードを通じてお伝えしてきましたが、新刊では、歴史の話にはほとんど触れずにまとめてみました(*^^*)

この本のテーマは、ズバリ「夢にも思わなかった素敵な現実を引き寄せる強運のつかみ方」!

運について考え続けてきた三十余年の研究成果を、あなたと分かち合えたら嬉しいです♪ ( 白駒妃登美 )